世界最強の株式シストレ・モデルが出力する銘柄ランキング、そのうちの上位2つを事前公開。そしてその運用結果を検証する日記です。
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 今月にはいって株価チャートは三角保合の形状を形作っています。 そして日々の出来高は減少トレンドです。 今週末のSQに向けて相場は徐々に意気消沈していく雰囲気です。 三角保合のあとは大きく上げるか下げるかして、新しい流れが生まれることが多いようですが、昨今の株式市場の要素は下げを暗示しているような印象です。 でもエネルギーに乏しいぶん、大きな下げにもならず・・・といったところでしょうか。


 今日の日経新聞によれば、東京穀物取引所がコメの先物を上場申請したそうです。 欧米並みに商品ファンドが日本でも認知されると信じて、商品先物会社に一時席をおいた私からすれば、笑止そのものです。 日本の商品先物市場は、その存在価値をすでに失っていることは、当事者たちがすでにじゅうぶん理解しています(10年以上前から、そうした趣旨の発言を商品先物取引所の業界外の複数の理事たちが堂々と述べていましたよね。私もびっくりしたもんです)。 業界の人たちもさっさとそれを認めて、新しい道を拓いていけば良いものを・・・。

 日本に商品先物市場がないと困る人って、いったい誰がいるんでしょう? 一般投資家をカモにできなくなる商社、客の建て玉に自己玉で立ち向かっていた商品先物会社-----いまはさすがにできないかも-----、そして客から預かった資金と同じ額の手数料を上げられてはじめて『一人前』とされていた商品先物会社の営業マン・・・くらいでしょう? 

 現物に裏打ちされない先物だけの市場の存在は、ただのギャンブルといって良いでしょう。 日本の商社は流動性が高く取引透明性の高い海外市場で現物のリスクヘッジをすることができますから、日本の先物市場がなくなってもまったく困りません。 株式市場なら現物株のリスクヘッジとして一般投資家でも先物市場を使うことができます。 しかし日本の商品市場には、先物しかありません。 つまり一般投資家にとって商品先物は、上がるか下がるかをカンで当てっこする丁半博打とあまり変わりがないというところでしょうか。

 日本の商品先物市場の取引透明性はとても低いのも問題でした。 私が同市場に在籍していたころは、株式市場なら即お縄を頂戴するような価格操作がごくふつうに-----ディーラーの個人的行為として-----行われていました。 残念なことに、監督官庁である農水省と経済産業省にはそうした操作を見抜けるだけの検査力がありませんでした。 たぶん今もそうした検査力はないでしょう。

 日本の商品先物会社の余命はあと数年だろうと私は思っています。 多くの商品先物会社がホールディングの形態になって経営実態が見えにくくなっていますが、金価格の上昇でなんとか金取引の手数料稼ぎをしているのがここ1、2年の状況でしょう。 でもその金でさえ、今やETFとして株式市場で購入できます。 貴金属も穀物、エネルギー資源も、もういまさら商品先物市場でなくてはならない理由がまったくないのです。

  
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【2011/03/09 23:32】 | 日記
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