世界最強の株式シストレ・モデルが出力する銘柄ランキング、そのうちの上位2つを事前公開。そしてその運用結果を検証する日記です。
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 東電副社長の言い訳には、ほんとうに情けない思いをさせられます(ロイターの記事)。

 東電の原発チームは2007年7月に国際会議において、原発に対する津波のリスクがあることを指摘していたそうです。 そこでは 9m以上の高さの津波に襲われる可能性が 1%、13m以上の高さの津波に襲われる可能性は 0.1%、15m以上の高さの津波に襲われる可能性も示唆していたそうです。

 しかし東電はそうした報告を無視してきた---という内容の記事です。 この点をロイターに問われた武藤副社長は「学会の中で定まった知見はない」との認識であったそうです。

 この副社長の答えを見て、大学院時代に環境政策であったか何かの授業で学んだ水俣病の歴史が思い出されました。 水俣病の原因物質として、熊本大学医学部がはじめて有機水銀であるとの指摘をしました。 しかし東大医学部はその結果に疑問を呈し、ながく論争がつづきました。 この学会内のゴタゴタ(有り体に言えば東大の妨害だな)が長くつづいていることを盾に、チッソは「有機水銀が水俣病の原因であると結論されたわけではない」として操業を継続、有機水銀を海に流しつづけました。 

 東大医学部の態度は大きな問題であったと思いますが、それ以上にチッソの認識の甘さが被害を無用に拡大させたことは否定できません。 人の生命にかかわる経営判断は、人の安全側に基準をおくべきことは原則と言ってよいでしょう。 当時のチッソはその原則に反しました。 東電副社長の認識もそれとダブって見えます。
 
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【2011/03/30 20:04】 | 日記
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