世界最強の株式シストレ・モデルが出力する銘柄ランキング、そのうちの上位2つを事前公開。そしてその運用結果を検証する日記です。
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 中部電力が政府からの浜岡原子力発電所の運転停止要請にしたがい、その稼働を停止するそうです。 東海地震が今後30年内に発生する確率が9割に達するうえに、想定震源地域の真ん中にその原発が位置しているから---というのが政府の要請の理由です。 中電はその要請にやむなく従ったという格好ですね。

 この要請に対し週末の日経新聞は”唐突な要請であり説明が不十分”だというコメントを載せていました。 産経新聞もそれに近い論であったと思います。 いっぽう朝日新聞と毎日新聞はおおむね好意的な論評でした。

 私は政府のこの要請はあまりに遅かったという印象をもっています。 日本の代表電力会社である東電の原子力管理技術に対する水準(リスク管理の水準)があのていどであったということがわかった時点で、真っ先に浜岡原発に不安あるいは疑念を抱いたのは私だけではなかったと思います。 おそらく物理・工学系出身の多くの諸氏は不安を覚えたのではないでしょうか。 日経新聞や産経新聞の論評者は、リスク管理あるいは安全工学という考え方に疎かったのではないかと想像されます。

 福島原発事故以降の中部電力の浜岡原発に対する判断も少々拙劣であったと思います。 福島原発事故の発生直後でありながら、いつ発生してもおかしくないと言われる東海地震に対するリスク再検討もしないまま浜岡原発3号炉を再稼働させたいと発表するあたり、リスク管理力を疑ってしまいます。 2年かけて新しい津波用堤防を築きますだなんて、  Surely, you are joking ですね。

 でも案外、中電はもっともっとしたたかであるのかも・・・

  浜岡原発は安全対策がじゅうぶんでないことを中電自身が一番良く知っている。 本当は浜岡原発を停止したいところだが、自らそれをすると自社の安全対策が不十分であると自白するようなもの。 そうなれば経営陣の責任問題だ! だが待てよ・・・・・
 
  東北沖太平洋地震の次は東海地震だとだれもが思うはず、しかも浜岡原発はその想定震源域の真ん中。 あえて福島原発事故の直後に浜岡原発の稼働を強行しようとすれば、それは自社の技術に自信のあることの表れとなる。 しかし中電がそうした態度をとれば、政府か経産省が「よく稽えろよ」と仲裁してくれるはず。 その時点で振り上げた拳を下ろせば、自社の安全対策の不十分さのせいではなく、政府あるいは経産省の要請に基づいてやむなく停止することとなって、経営責任は問われなくてすむ・・・・・

  これだな、きっと。 これなら中電の原発稼働に対する妙に強気な態度も納得だ!!!   ごめん、また僕の妄想癖でした。
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【2011/05/09 22:38】 | 日記
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