世界最強の株式シストレ・モデルが出力する銘柄ランキング、そのうちの上位2つを事前公開。そしてその運用結果を検証する日記です。
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■ ファンドのお金を運用していたときの私はどうであったかというと、「男は黙ってシステムトレード」というスタンスでした。しかし運用委託先からは、そんな頑な態度はいかがなものかという耳の痛い意見も頂戴し-----なんせ、そうした文句が出てくるのは運用がうまくいっていないときだからね-----、私も正直迷いました。

■ しかしここで裁量をすこしでも入れてしまったら、この先パフォーマンス(運用成績)が落ちるたびに裁量を働かさなければならなくなります。そしてそれは結局、裁量とシステムのどちらか主体なのかわからなくなることに、きっとなるでしょう。そんな話を委託側に説明しました。ただ委託側を安心させるために損切りルールを入れることの検討、変数に対する係数の修正検討などを約束しました。

■ 結局のところ、損切りルールはそれまでと同じく採用しない、係数の修正もせず、ということを報告しました。いっぽうで運用ルールの変更をすこしさせてもらいました。内容は各銘柄の最長保有期間を(t+4)日から(t+5)日に延長することです。保有期間の延長はエクスポージャー(市場にヘッジなしで暴露するポジション)の拡大=リスクの増大になるので委託側は渋りましたが、シミュレーションの結果を示したところ不承不承ながらも了解してくれました。

■ こうした詳細なシミュレーションに基づく私の説得のしかたは、たぶん多くの人には適切なことだと思っていただけるのではないでしょうか。でも私が委託先の側にいたなら、たぶん納得はしなかったと思います。なぜなら変数の係数や追加的なルールづくりは、現状をごまかす目くらまし以外の何ものでもないからです。現行モデルがうまく機能しないのは、そのモデルが前提としてる原理あるいは市場の統計的性質が以前とは違ってきたことにあるかもしれないからです。私の報告はそうした疑問にまったく答えていないのです。もし市場の統計的性質が変わりつつあるのなら現行モデルを破棄して、まったく新しいモデルをつくらなければならないはずです。

■ そんなにきびしく考えなくても・・・と思われる方もおられるでしょう。けれども私には強烈な経験があるのです。その話は次回に・・・
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【2010/08/19 21:18】 | シストレに関するアドバイス
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