世界最強の株式シストレ・モデルが出力する銘柄ランキング、そのうちの上位2つを事前公開。そしてその運用結果を検証する日記です。
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■ 円高傾向が続いています。今日の日銀総裁記者会見で白川総裁は「為替相場は日々様々な要因を反映して変動するもの」であり、また「当局が為替相場を自在にコントロールできるわけではない点にもご理解を頂きたい」とのコメントしていました。どちらかと言えば現実のマーケットから距離をおいたような発言のように私には感じられましたが、そんな印象を受けた瞬間、ふとニューヨークに駐在していた1987年の思い出が蘇りました。当時「ニューヨーク連銀の影のアドバイザー」と呼ばれていたアンナ・シュワルツ(Anna Schwartz)先生の思い出です。当時のFRB議長はポール・ボルカーでした(ボルカーさんは87年8月に議長をアラン・グリーンスパンに譲りました)。

■ 私は理系出身でしたからアンナ・シュワルツ先生がどんなに偉大な先生であるのか、それどころか名前すら聞いたことがありませんでした。紹介してくださったのは当時NBER(全米経済研究所)の教授であった新進気鋭の山田先生。山田先生があるとき「アンナ・シュワーツって名前知ってる? 『FRBの影のアドバイザー』って言われてる有名な先生なんだけど、来週仕事でお会いするからいっしょに来る? 美人ですごく頭のいい先生だよ」などと気易く誘ってくださったのです。真面目な山田先生がわざわざ”美人ですごく頭がいい”とおっしゃったからには何かワケがあると直感した私は、「万難を排して伺います」とお願いしました。そうしたら山田先生は「今はおばあちゃんだけど、なん十年前かのアンナ先生はまちがいなく美人だったと思うよ」。 

■ 確かにアンナ先生はおばあちゃんでした。柔和な笑みで私たちを迎えてくださり、所作ひとつひとつがとてもエレガントでした。山田先生(のちに筑波大学教授)は昨年お亡くなりになりましたが、先生にはほんとうに感謝です。英語力も経済知識もじゅうぶんでなかった私にときどき山田先生が補足説明をして下さりながらの3人での会話は私にとってはとても貴重な経験でした。

■ でもアンナ先生のお話はとてもショッキングなものでした。「私はポールに為替レートで解決するのがもっとも適当な方法だとアドバイスしました・・・相場のことだから正確にこの水準でとは決められないけれど1ドル110円というのは良い水準、うーん105円、もしかしたら100円くらいになっても驚かない・・・」。

(つづく)
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【2010/09/09 00:31】 | 円高とアンナ・シュワルツ先生
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